LUMIX S1Hに出来てS1/S1Rに出来なかった表示機能の1つ
ISO Auto時のISO感度をリアルタイム表示(クリエイティブ動画モード時)する機能がS1のファームウェアVer.1.5で実装された事を確認しました。
恐らくS1Rも同じアップデートがされていると思いますので、お持ちの方は情報を頂ければ幸いです。
これに気づいたのはTwitterのタイムラインにユッキーさんの下記の情報を見かけたからです。
LUMIX S1ってISOオートでも現在のISOって見れたっけ?
— ユッキー ᔦꙬᔨ 🖥️ (@ilikesquid) April 10, 2020
ファームウェアをver1.5にしてからな気がするんだけど気のせい?🤔
たしかS1Hだけの機能だったはずだが・・・ pic.twitter.com/eQoPcyJ5E1
この機能はS1でも実現できるだろうし、アップデートされれば良いなと思ってましたが、前日のリリースノートを見る限りは記載されていないんですよね。なので、この機能追加はされていないものと思っておりました。尚、前回のアップデートに関する記事も併せてご覧いただければ幸いです。
そもそもリアルタイムISO表示って何だ?
勝手に命名している「リアルタイムISO表示機能」ですが、要は動画撮影時のISOオートが今現在どう設定されているかを表示するものです。
これ、意外と今までのカメラで実現していたものは少なくとも私の使ってきたカメラではS1Hが初めてでした。静止画モードやスチル動画兼用モードでは表示される機種もあったと思いますが、動画に特化したモードで撮影中に連続的にISOオートの設定値が表示され続ける(途中で消えたりしない)っていう機種は私は所持していません。
余談ですが、少し前にデモ機をお借りして評価していたSIGMAfpですが、こちらも出来たので、少なくとも2020年3月の時点ではS1HとSIGMAfpだけが出来た機能という認識です。(間違ってたらすいません。)
※尚読者の方からNikon Z 7/Canon EOS Rは動画撮影時にISOが表示されるというご指摘を頂きました。ありがとうございます!m(_ _)m
この機能に関しては以前S1Hの機能紹介をした際に下記の動画をサブチャンネルで公開した事が有りますので、そちらをご覧ください。
S1Hレビュー 3-3【有りそうで無かったISOオート時のリアルタイムISO表示】
動画では可変NDフィルタを多用しますので、ISOオート設定の際に不用意にISOが上がりすぎていないかを確認したくなります。しかしS1H以前の機種は確認出来ませんでした。
なのでこの機能は個人的には必須だと思っています。逆に言うと、今までISOオートが「危なくて使えない」と思っていたのはこの機能が無かったから、という部分もあります。
というか可変NDを付けてない場合は、撮影する状況を見て感覚的に感度がどのくらい上がりそうかは分かると思いますが、可変NDを使用していると、知らない間に強めに回転させてしまいND400とかのレベルに間違って設定する事があります。でもこれが気が付きにくいのです。(私だけかもしれんけど)
で、そのままISOオートで撮ると昼間の屋外なのにISO6400とかに爆上がりして撮ってしまうという大失敗をやらかす危険性があるのです。
エビデンス
下記動画をYoutubeにアップ致しました。
こういう細かい点を改善していく、新機種で取り入れた新機能を他機種に展開していくってのはホンマに有難いです。
今日の一句 「ISO オート 必ず見よう ISO感度」(謎)
ではでは