軒下デジカメ情報局さんのツイッターでLUMIX DC-S5の詳細スペックについてスペックシートがリークされています。 確度が高い同ツイッターなので本物なんでしょうけど、あくまで以下は、「噂」というていでご覧ください。
最近殆どのカメラが同Twitter経由でリークされてしまうという事が起きているので発表時の「おおおお!」って楽しみが無くなってきてしまっているのが少し寂しい所です。(それなら見るなよって話ですが。。。)
パナソニック「LUMIX DC-S5」のスペックシートが海外のニュースサイトに掲載されました。#噂https://t.co/5rIb8Ggs0T
— 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) August 14, 2020
てな訳で、スペックの中から何点かピックアップして見てみたいと思います。
スペック抜粋
・有効画素数:24.2MP
・ダイナミックレンジ14STOP+
・UHD4K30p/UHD4K60p 10bit(60pはクロップと思われる)
・9600万画素相当ハイレゾモード
・ダストリダクションシステムあり
・FHDフレームレート最大180fps
・Logガンマ収録可能(プリインストールされている?)
・ボディ内5軸手振れ補正(Dual I.S.2時最大6.5段分)
・メカシャッタスピード最大1/8000秒
・EVF236万ドット
・最大ISO感度:204800
・デュアルネイティブISO(100/640@通常、640/4000@V-Log)
・波形モニタ表示
・アナモフィック対応
・XLRユニットDMW-XLR1対応
・AF:DFDコントラスト
・HDMIポート:microHDMI
・SDダブルスロット
・フリーアングル3.0インチ184万ドット タッチ対応
・バッテリー7.2V, 2200mAh, 16Wh 新バッテリー?
・USB充電、給電可能
・本体のみ重量630g / バッテリーSDカード込み重量714g
・サイズ132.6 x 97.1 x 81.9mm
サイズ感に関して GH5よりも小さい
なお、サイズ感に関しては
・LUMIX S1H:151.0 x 114.2 x 110.4mm 重量1164g
・LUMIX S1:148.9 x 110 x 96.7mm 重量1017g
・LUMIX S5:132.6 x 97.1 x 81.9mm 重量714g
とS1H/S1と比べるとかなり小さく、軽い模様。
・EOS R5:138.5 x 97.5 x 88mm 重量738g
・α7SIII:128.9 x 96.9 x 80.8mm 重量699g
αは元々大きさに拘っているためかなり小さい印象ですが、S5はEOS R5よりもむしろα7SIIIサイズに近いと思います。
そしてGH5S/GH5と比べると
・GH5 138.5mm x 98.1mm x 87.4mm 重量725g(GH5)
なのでGH5よりも小さく軽い!つまり、こんなサイズ感。(これより差がある感じ)
左GH5S/右S1H
いや、ついているレンズが全く違うのでボディだけ見てください。m(__)m
当然、重量に関しては前回予想した通りになりました。
このスペックから受ける印象
少し前にはS5はエントリー機かミドルレンジか?という話で一部界隈が盛り上がっていましたが、スペックだけ見るとEVFの解像度以外はミドルレンジ以上の構成です。
っていうかオプションなしでフルのログガンマV-Logが撮れるなら、殆どの撮影はこれでいいじゃんという気がします。
α7SIIIは動画だけを撮るなら死角のない機種ですが、画素数が少ないのでスチルと映像のハイブリッドシュートをするとスチルは解像度不足になってしまいます。コレだと気軽に高解像度のスチルも高品質映像もイケるハイブリッドシューターにピッタリじゃないかと思います。
また今話題の熱停止に関してはどうなのかは気になる所ですが、安定連続撮影に拘るパナソニックの事なので早々止まる様な設計はしていないと推測していますがどうなんでしょうね。
スペックからは分からない情報としてボタンカスタマイズ性が挙げられます。どれくらいのボタンがどれだけの位置に配置されているかによって大きく使い勝手が変わりますので、本機がどうなっているのか非常に気になる所です。
S1HにあってS5に無いもの
高解像度EVF、5.9K撮影、DCI4K撮影、RAW出力、VariableFrameRate(VFR)撮影、フルHDMIポート、チルトバリアングル、真夏でも動画撮影が止まらない強力な排熱(冷却ファン)
他にも細かい所はそこそこありますが、一部のプロしか使わねーよという様な機能はS5からは省いている印象。
フラッシュ同調速度1/250以下(S1/S1R/S1Hは1/320以下)という点からもメカシャッターは異なるユニットを採用している可能性はあると思われます。
またS1Hには光学ローパスフィルタが搭載されており、S1よりも意図的に特定の空間周波数の解像度を下げています。S5がOLFがあるのか無いのかが少し気になる点です。
またS5が採用していると噂されているMicroHDMI端子は外部モニタ派には少し残念な仕様ではあります。Microは壊れやすいのでモニタ接続を頻繁にする人はケーブルホルダーが必須だと思います。
これはミニS1Hか
S5はフルサイズLUMIX史上最小のフルサイズとなる様ですが、無茶苦茶小さいという訳でもありません。逆に変に省いて中途半端な機種を作るよりもS1/S1Hの主要機能を載せてきた印象です。というか内部で10bitの4K60pを撮れるのはS1にも無い機能です。
そもそも無茶苦茶美しいVaricamルックで撮れる(と思われる)のが良い。
S1Hは絶対的に外せない機種ですが、S1は詳細も見てリプレースしてもいいかもなと。。
そして、このボディにぴったりなのが新しいS20-60mmというレンズ。
確実に月産50台という謎の数値も、これで解けたわけです。キットレンズの価格次第ですが、フルサイズLUMIXとしては一番台数が出る機種になると思われます。
S1/S1Hの作例
VaricamLookの参考までに以前撮った私の作例を貼っておきます。
センサ画素、サイズが同じなのでこれと同等な映像は楽に撮れるはず。
筆者:SUMIZOON
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