Lマウントカメラ情報局

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LUMIX Sシリーズファームウェアアップデート情報 2020.1.28

LUMIX SシリーズのうちS1HとS1について2020.1.28にファームウェアがアップデートされています。

S1/S1H共に

「V-Log撮影において、動画記録の途中で撮影条件によってちらつきが発生する現象を改善」と言う内容になっています。

品名
シリーズ
品番
バージョン
Web更新日
品番別ページ
カメラボディ Sシリーズ

DC-S1H

Ver.1.2
2020年1月28日
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DC-S1R

Ver.1.3
2019年11月19日
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DC-S1
Ver.1.4
2020年1月28日
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https://av.jpn.support.panasonic.com/support/dsc/download/index4.html

 

 

S1H Ver.UP履歴

Ver.1.2

V-Log撮影において、動画記録の途中で撮影条件によってちらつきが発生する現象を改善しました。

 

Ver.1.1

S1 Ver.UP履歴

Ver.1.4

V-Log撮影において、動画記録の途中で撮影条件によってちらつきが発生する現象を改善しました。

 

Ver.1.3

  • 対応メディアの拡張
    ・CFexpress TypeBカードに対応しました。
  • Profoto社製コマンダーとの互換性向上
    ・Profoto社製コマンダーAir Remote TTL-O/P」 「Profoto Connect-O/P」が使用できるようになりました。
    *すべての性能を保証するものではありません。
  • シグマ社製レンズ/マウントアダプターとの互換性向上
    ・シグマ社製LマウントレンズのFnボタン設定ができるようになりました。
    ・シグマ社製マウントアダプターMC21装着時、手振れ補正が「OIS」に設定時、OISとBISのRoll補正が連動して動作するようになりました。
  • 当社製レンズとの互換性向上
    ・当社製Lマウントレンズ 70-200mm F2.8レンズにおいて、レンズのFnボタン設定ができるようになりました。
  • オートフォーカス性能の向上
    AFC設定時、[AF+MF]が使用可能になりました。
    ・クリエイティブ動画モード設定時または[写真/動画ライブビュー切換]が「動画」に設定時に、ライブビュー時からのAF連続動作が可能になりました。
  • ハイスピード動画性能向上
    ・ハイスピード動画において、動画露出設定(P/A/S/M)に応じたマニュアル露出設定が可能になりました。
  • その他機能追加
    ・カメラ内RAW現像において、生成されるJPEG画像の保存先を選択できるようになりました。
    ・[オートレビュー]の時間設定値に[0.5秒]を追加しました。
    ・iAモードにおいて[発光禁止]設定を追加しました。
    ・動画メニューのフォーカスタブに[AF補助光]を追加しました。
    ・Fnボタンへの機能登録において、ボタン長押し時に「操作無効」となる項目を追加しました。
    ・Fnボタンへの機能登録において、押している間だけ絞りの効果を確認できる設定項目を追加しました。
  • その他性能改善
    ・他社製Lマウントレンズ装着時において、開放F値が特定の値の場合に発生するF値制御不具合を修正しました。
    ・写真系コンテンツ(静止画・6K/4Kフォト・フォーカスセレクト)をHDMI再生時に、輝度レベルが設定できるようになりました。
    ・MモードでISOオート設定時、[AF/AE LOCK]ボタンでAE LOCK動作できるようになりました。
    ・背面モニター消灯時に、前後ダイヤルでの絞り・シャッタースピード操作を可能にしました。
  • 動作安定性の向上
    ・ダブルスロットのバックアップ記録機能において、書き込み中に停止する不具合を修正しました。
    ・EVF120fps設定時、低照度環境下において、MF動作中の[AF-ON]押下後のAF動作安定性を向上させました。
    ・縦位置撮影をしても、稀に画像が回転しない不具合を修正しました。
    ・バッテリーを挿入し直すと、「手振れ補正」がオフになる場合がある不具合を修正しました。
    ・動画撮影時※の手ブレ補正の動作安定性を向上させました。(※:[手ブレ補正設定]の[電子補正(動画)]ON / [手ブレ補正ブースト(動画)] ON設定時)
    ・V-Log撮影において、青色クリッピングが発生する現象を改善しました。
    ・V-Log撮影において、特定の撮影環境で残像が発生する現象を改善しました。

 

Ver.1.2

  • ボディ内手ブレ補正 / Dual I.S.2 の性能向上
    ・ボディ内手ブレ補正性能を、シャッター速度5.5段 → 6.0段 ※1 に向上させました。
    ・DUAL I.S.2 の補正性能を、シャッター速度6.0段 → 6.5段 ※2 ※3 に向上させました。
    ※1 CIPA規格準拠。(Yaw/Pitch方向:焦点距離 f=50mm、S-X50使用時)
    ※2 CIPA規格準拠。(Yaw/Pitch方向:焦点距離 f=105mm、S-R24105使用時)
    ※3 CIPA規格準拠。(Yaw/Pitch方向:焦点距離 f=200mm、S-R70200使用時)
  • AF性能の向上
    ・AF-ON時に近距離の被写体を優先して合焦する「AF-ON:近側」、遠距離の被写体を優先して合焦する「AF-ON:遠側」機能を追加しました。
    ・動画撮影時におけるAFモード「追尾」時の追従性能を改善しました。
    ・AF中のライブビュー表示品位を向上させました。
  • アップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」による機能追加
    ・別売のアップグレードソフトウェアキー「DMW-SFU2」を使用して、拡張機能を使用可能にするための「アクティベーション」機能を追加しました。
    アクティベーション」を行うことで、以下の機能が追加されます。
    ・MOV形式による、以下の動画記録モード
    - 4K60p, 4:2:0 8bit LongGOP, 150Mbps, LPCM
    - 4K30p, 4:2:2 10bit LongGOP, 150Mbps, LPCM
    - 4K24p, 4:2:2 10bit LongGOP, 150Mbps, LPCM
    - FHD60p, 4:2:2 10bit LongGOP, 100Mbps, LPCM
    - FHD30p, 4:2:2 10bit LongGOP, 100Mbps, LPCM
    HDMI 4K60p 4:2:2 10bit 映像出力機能
    ・フォトスタイルに「V-Log」機能追加
    ・V-Log使用時にルックアップテーブル(LUT)によるビューアシストを可能にする、「V-Logビューアシスト」機能
    ・好みのLUTをカスタム登録・使用できる、「LUTファイル読み込み」機能
    ・波形モニター(WFM)表示機能
    ・10bitに対応した、「輝度レベル設定」機能
    ・別売XLRマイクロホンアダプターを使用してハイレゾ音声記録を可能にする、「XLRマイクアダプター設定」機能
  • 動作安定性の向上
    XQDメモリーカード使用時の動作安定性を向上させました。

 

Ver.1.1

  • 連写撮影時の露出精度を改善しました。
  • フラッシュ同調性能の精度を改善しました。

 確かに、今までにレアなケースで二度ほどフリッカーっぽい素材が撮れてた経験があったので、それが改善されているのかもしれません。(単なるフリッカーだったのかもしれませんが今となっては検証できず…)

なお、リリースノートにも記載されている通り出画に関する不具合が修正されていますのでS1でLog撮影されている方はVer1.2以下の方は必ずアップデートしておいた方が良いです。

S1Hもハイフレームレートのブロックノイズが一つ前のVerで解決されているので、初期Verなってる方はバージョンアップしておいた方が良いですね。